ニッポン高度紙工業は無線給電関連銘柄との見方で2018年以来の高値を更新

■蓄電デバイスの電気二重層キャパシタ用セパレータ注目される

ニッポン高度紙工業<3891>(JQS)は12月14日の前場、再び上値を追い、2713円(193円高)まで上げて2018年以来の高値を更新した。

 「電気二重層キャパシタ用セパレータ」と呼ばれる蓄電デバイスを実用化しており、デジタル機器などへの充電を電線経由ではなく通信電波で行える無線給電の実現に関連する銘柄との見方が出ているようだ。

 「無線給電、日本で実用化へ、総務省、3帯域で電波割り当て、東芝・オムロンなど参入」(日本経済新聞11月29日付朝刊)、と伝えられ、「総務省は2020年度内にも3帯域で専用の電波を割り当てる方針で、パナソニック、オムロン、東芝、米オシアが無線の使用を届け出る」という。(HC)

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