【株式市場】米NASDAQの連日最高値など受け日経平均は81円安を下値に持ち直しTOPIXは高い

株式

◆日経平均は2万6754円79銭(2円61銭安)、TOPIXは1788.02ポイント(1.19ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億6608万株

 12月17日(木)前場の東京株式市場は、JR東海<9022>(東1)や日本航空<9201>(東1)が終始安いなど、新型コロナ拡大が影を投じた一方、米NASDAQの連日最高値などを受け、ソニー<6758>(東1)や東京エレクトロン<8035>(東1)などは終始堅調に推移。日経平均は取引開始直後の81円12銭安(2万6676円28銭)を下値に切り返し、一時60円19銭高(2万6817円59銭)まで上げる場面があった。

 ブラス<2424>(東1)が四半期決算を材料に2日連続ストップ高。かんぽ生命保険<7181>(東1)は12月中にも自社株買いとの一部観測報道が材料視され活況高。フライトHD<3753>(東2)はマイナンバーカード対応のマルチ決済装置が材料視されストップ高。Aリンク<7077>(東マ)は北陸地方などのドカ雪が天気予報サイトに追い風とされ急伸。シーズメン<3083>(JQS)はスビックインター社の子会社化などが材料視されストップ高。

 17日は5銘柄が新規上場。オーケーエム<6229>(東2)、ビートレンド<4020>(東マ)、プレイド<4165>(東マ)、かっこ<4166>(東マ)、リベルタ<4935>(JQS)。うちビートレンド、プレイド、かっこの3銘柄は買い気配のまま初値つかず。

 東証1部の出来高概算は5億6608万株、売買代金は1兆2637億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は710銘柄、値下がり銘柄数は1375銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種が値上がりし、その他製品、海運、情報通信、精密機器、サービス、電気機器、などが高い。(HC)

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