建設技術研究所は増配など好感され10%高、今年2月以来の高値に進む

■12月期末配当を10円増配し45円の予定に

建設技術研究所<9621>(東1)は12月24日、一段高となり、10時過ぎに10%高の2339円(217円高)まで上げた後も190円高前後で推移し、今年2月以来の高値に進んでいる。

 23日の取引終了後、配当予想の修正を発表し、今期・2020年12月期の期末配当を1株当たり10円増配し45円の予定にするとした。前年同期実績は同35円だった。安定配当を基本とし、直近の業績推移と経営環境を総合的に勘案した結果、利益還元の一層の充実を図る。

 来年度予算は106兆円を超える空前の規模になり、国土強靭化や防災関連インフラの整備強化にも力点が置かれるとされ、こちらの面からも注目されている。(HC)

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