川崎近海汽船は新造船「シルバーブリーズ」が八戸/苫小牧フェリー航路に6月就航

■客室など充実させペット同伴室を増やし展望浴室、ベビールームなども

川崎近海汽船<9179>(東2)はフェリー事業の八戸/苫小牧航路で、現在運航中の「べにりあ」に替え、新造船「シルバーブリーズ」の2021年6月の就航に向けて準備している。

 現在運航中の「べにりあ」は1999年竣工、総トン数6558トン、積載能力はトラック67台、乗用車14台、旅客定員450名。一方、6月就航予定の新造船「シルバーブリーズ」は総トン数8900トン、積載能力はトラック70台、乗用車30台、旅客定員400名。

 旅客定員数は減るが、客室は、特等室(ツイン)、一等洋室、一等ペット同伴室、二等寝台室、二等和室、など、緑と木のテイストを基調とした船内で、家族の一員であるペットと一緒に過ごせるペット同伴室を増やした。展望浴室、ベビールーム、ペットルームほかもある。建造は内海造船<7018>(東2)

 株価は2525円(前日比変わらず)前後の気配値で推移し、13時30分にかけてまだ売買が成立していないが、8月の2301円を下値に上げ潮基調が続いている。(HC)

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