【株式市場】日経平均は後場一時185円安まで下押すが大引けにかけて持ち直し小幅3日続落

株式

◆日経平均は2万7158円63銭(99円75銭安)、TOPIXは1791.22ポイント(2.50ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少な目で9億8953万株

 1月5日(火)後場の東京株式市場は、JR東日本<9020>(東1)がジリ安基調を続け、三越伊勢丹HD<3099>(東1)は弱もみ合いを継続し「緊急事態宣言」を先取る雰囲気。一方、ソニー<6758>(東1)は一段高で始まり、任天堂<7974>(東1)は14時にかけ一段高。日経平均は13時過ぎに184円92銭安(2万7073円46銭)まで下げ、大引けも3日続落だったが、かなり持ち直した。

 後場は、クニミネ工業<5388>(東1)が一段と上げ幅を広げ、クルマの電動化開発の活発化による金型素材の需要増加期待などで活況高。インソース<6200>(東1)は4日発表の12月度KPI(業績指標)進捗状況が好調で前場急伸したまま高値圏で推移。ユナイト&グロウ<4486>(東マ)は12月決算の発表に期待とされて一時一段高。テーオーHD<9812>(JQS)は北海道内での新型コロナ沈静化が言われ出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は少な目で9億8953万株(前引けは4億6562万株)、売買代金は2兆1336億円(同1兆73億円)。1部上場2187銘柄のうち、値上がり銘柄数は897(前引けは991)銘柄、値下がり銘柄数は1184(同1070)銘柄。

 また、東証33業種別指数は10業種(前引けは15業種)が値上がりし、値上がり率上位は、証券商品先物、電気機器、金属製品、海運、非鉄金属、鉱業、鉄鋼、などとなった。(HC)

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