中国工業が急伸、EUが水素エネ戦略に60兆円と伝えられ水素関連株人気が再燃

■水素蓄圧器に注目集まる、加地テックも大幅続伸

中国工業<5974>(東1)は1月6日、一段と出直りを強めて始まり、10時過ぎには17%高の1178円(174円高)まで上げ、昨年12月につけた2010年以降の高値1415円に向けて上げ幅をお広げている。

 LPガスボンベなど耐圧容器の大手で、水素ステーション用複合容器蓄圧器の研究開発をNEDO(国立研究開発法人:新エネルギー・産業技術総合開発機構)と推進。1月5日付の日本経済新聞・朝刊が、「欧州連合(EU)は50年までに洋上風力を現状の25倍に引き上げ、水素戦略に4700億ユーロ(約60兆円)を投じる」などと伝えており、次世代のクリーンエネルギー関連株として人気が再燃した。

 「燃料電池用高圧水素ガスコンプレッサ」などを製造する加地テック<6391>(東2)は大幅続伸となっている。(HC)

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