愛三工業はトヨタの新燃料電池車「MIRAI」への水素燃料噴射システムなど採用が注目され大きく出直る

■三菱化工機、中国工、加地テック、岩谷産など水素関連株が活況高

 愛三工業<7283>(東1)は1月6日の後場、一段と上げ幅を広げ、13時10分過ぎに9%高の517円(42円高)まで上げて大きく出直っている。

 12月9日にトヨタ自動車<7203>(東1)が発表した新FCV(燃料電池自動車)「MIRAI(未来)」に水素燃料噴射システム、エア系バイパスバルブなどが採用されたと12月下旬に発表しており、温暖化ガス排出ゼロに向けた次世代新エネルギー関連株として注目されている。

 6日の東京株式市場では、水素燃料電池、水素ガスなどに関連する銘柄が活況高となっており、中国工業<5974>(東1)加地テック<6391>(東2)が大幅高、岩谷産業<8088>(東1)は上場来の高値を更新。三菱化工機<6331>(東1)は業績予想の増額修正も加わり出直りを強めている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る