東京株式、大手銀行株や保険株が一斉高、米金利上昇し資金運用環境の好転など材料視

株式

■ジョージア州の上院選を受け財政拡大予想、2年ぶり1%台

 1月7日の東京株式市場では、大手銀行株や保険株が一斉高となり、三井住友FG<8316>(東1)は取引開始後に5%高の3445.0円(150円高)まで上げて昨年6月以来、半年ぶりに3400円台を回復し、第一生命ホールディングス(第一生命HD)<8750>(東1)は8%高の1740.5円(131.0円高)まで上げている。

 米国で長期金利が上昇し、指標となる10年国債の利回りが2019年3月以来2年ぶりに1%台に乗り、資金運用環境の好転などが材料視されている。

 米ジョージア州の上院選で民主党が過半数を占める可能性が強まったとされ、バイデン次期大統領がクリーンエネルギー政策など財政支出の拡大をともなう政策を推進しやすくなるとの見方から、金利上昇の観測が強まったという。(HC)

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