スガイ化学が一段高、半導体株の活況高と新型コロナ薬人気の両面で注目される

■気管支収縮抑制作用のあるる新タイプ喘息薬の中間物など

スガイ化学工業<4120>(東2)は1月13日の後場一段高となり、13時過ぎに18%高の1780円(272円高)まで上げ、昨年4月以来の1700円台に進んでいる。

 「電子材料」部門で半導体製造に使用されるフォトレジスト樹脂用モノマーを製造し、半導体の「5G」関連需要や市況の底入れ観測を背景に東京エレクトロン<8035>(東1)などが活況高となっているため、物色が波及したとの見方が出ている。

 また、医薬中間物では、抗ウイルス分野にHIV治療薬の中間物を提供し、呼吸器系向けには気管支収縮抑制作用を有する新しいタイプの喘息薬の中間物を供給。新型コロナウイルス感染症の重症者数が増加する中で材料視する様子がある。(HC)

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