サカタのタネが続伸、外出自粛などによる家庭園芸の需要増など受け業績上振れ

■第2四半期の営業利益は予想を66%も上回れ通期予想を増額修正

サカタのタネ<1377>(東1)は1月14日、続伸基調で始まり、取引開始後は3850円(130円高)まで上げて一段と出直りを強めている。13日の15時に第2四半期決算と業績予想の増額修正を発表し、注目が強まった。

 第2四半期の連結業績(2020年6~11月、累計)は、売上高が前年同期比10.0%増の315.24億円、営業利益が同46.9%増の56.40億円となり、営業利益は7月に発表した予想を66%も上回った。新型コロナによる外出自粛などにより、野菜種子や資材が家庭園芸での需要増や前倒し需要など、プラスの影響を受け、また、野菜種子については、ブロッコリー、トマトなどの主力商品が好調に推移。

 これを受け、今期・21年5月期の業績予想を全体に増額修正し、5月通期の連結営業利益は従来予想を20%引き上げて72.0億円の見込み(前期比では3.8%減)などとした。(HC)

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