日本電波工が高値に迫る、「5G」向け拡大し下期は工場稼働も上がる見込み

■産業機器向け、移動体向けとも増勢

日本電波工業<6779>(東1)は1月14日の後場一段高となり、12時50分にかけて11%高の735円(73円高)まで上げ、昨年12月につけた2018年以来の高値749円に迫っている。

 国内の水晶振動子の生産が回復し、「9月の生産量は2億8391万個と、前年同月に比べ19%増えた」「20年4~9月のスマホ向けの平均単価は前年同期比15%ほど高い」(日経産業新聞2020年12月16日付より)などと伝えられた上、今年は「5G」に関連する需要が本格的な拡大を開始するとの見方があり、注目度は強いようだ。

 産業機器向けは5G基地局向けOCXO等で売上増加、移動体向けは5Gスマホ向けサーミスタ内蔵水晶振動子等で売上増加。下期は工場稼働も上がる見込みで、今期・2021年3月期の連結業績見通しは、前期まで3期続いた赤字基調から4期ぶりに完全黒字化を予想する。(HC)

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