東京エネシスが一段高、電力供給の逼迫、商業ビルの再生エネ転換などで上げピッチに弾み

■再生エネルギー関連株として材料株妙味を増す

 東京エネシス<1945>(東1)は1月18日、一段高となり、取引開始後は14%高に迫る1028円(125円高)まで上げ、2019年以来の1000円台に進んだ。

 「大手不動産会社が保有物件で使う電力を一斉に再生エネルギーに切り替える」(日本経済新聞1月18日付朝刊)と伝えられ、再生エネルギー関連株として注目されている。

 火力発電所のメンテナンスなどを行うため、このところは、記録的な豪雪や寒波による電力供給の逼迫を受け、Jパワー<9513>(東1)が停止中の火力発電所を緊急稼働したと伝えられるなどで注目が拡大していた。年初から上げピッチを強めており、これに弾みがつく形になった。(HC)

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