フルッタフルッタが後場一段高、新型コロナ誘発性炎症に関する「完成度の高い原料」を引き続き材料視

■トロント大が使用25日から臨床開始と7日発表し動意強まる

フルッタフルッタ<2586>(東マ)は1月18日の後場、一段高となり、13時にかけて26%高の325円(67円高)まで上げる場面を見せて1月18日につけた直近の高値を抜き、昨年8月以来の水準に進んだ。

 主製品の原料である南米原産果実アサイーについて、1月7日付で、カナダのトロント大学が、新型コロナウイルス患者に対する「NLRP3誘発性炎症」の重症化を改善する効果の臨床研究に、より完成度の高い原料の安定供給が求められることから、同社のアサイー原料を使用するための実証実験を2021年1月25日より開始すると発表。いぜん買い材料として注目されている。

 また、前週には、この果実について、テレビ番組が「アサイベリー」という呼び方で取り上げ、ブルーベリーと比べてポリフェノールが十数倍、アントシアニンは数倍含まれることなどを放送したため注目された。(HC)

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