【株式市場】日経平均は後場も調整ムードで戻りが鈍く30年ぶりの高値から2日続落

株式

◆日経平均は2万8242円21銭(276円97銭安)、TOPIXは1845.49ポイント(11.12ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少な目で9億854万株

 1月18日(月)後場の東京株式市場は、トヨタ自<7203>(東1)ホンダ<7267>(東1)が一段軟化して始まった一方、信越化学<4063>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)は前引けを上回って開始。日経平均はほぼ前引け水準の240円安で始まり、中盤に一段ダレる場面があったが横ばいの範囲内で推移し2日続落となった。

 後場は、アルコニックス<3036>(東1)が一段ジリ高となり、中国のレアアース輸出規制報道などを材料視。那須電機鉄工<5922>(東2)は5G設備旺盛などで前場上げたまま本日の高値圏で推移。田岡化学<4113>(東2)はスマホカメラ用のレンズ素材が好調とされて一段高。バリュエンスHD<9270>(東マ)は四半期決算が見直されたとされて急反発。ケアサービス<2425>(JQS)は業績予想の増額修正を受け大引けまで買い気配のままストップ高を継続。

 東証1部の出来高概算は少な目で9億854万株(前引けは4億7873万株)、売買代金は1兆9320億円(前引けは1兆228億円)。1部上場2189銘柄のうち、値上がり銘柄数は888(前引けは861銘柄)、値下がり銘柄数は1195(同1185銘柄)。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は2業種(前引けは3業種)にとどまり、電力/ガス、精密機器が高かった。(HC)

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