ティムコは20年11月期大幅減収・赤字だが売上回復基調で計画超

(決算速報)
 ティムコ<7501>(JQ)は1月19日の取引時間終了後に20年11月期の業績を発表した。新型コロナウイルスの影響で大幅減収・赤字だった。ただし第2四半期をボトムとして売上回復基調となり、売上高、利益とも計画を上回った。21年11月期予想は未定とした。当面は感染再拡大の影響が意識されるが、通期ベースで収益改善を期待したい。株価は10月の昨年来高値に接近している。目先的には21年11月期予想未定を嫌気する可能性もあるが、調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。

■20年11月期大幅減収・赤字だが計画超、21年11月期予想未定

 20年11月期の業績(非連結)は、売上高が前年同期比8.8%減の26億66百万円で、営業利益が1億34百万円の赤字(19年11月期は4百万円の赤字)、経常利益が1億27百万円の赤字(同1百万円の黒字)、純利益が2億28百万円の赤字(同13百万円の赤字)だった。新型コロナウイルスによる店舗臨時休業の影響を受けて大幅減収・赤字だった。ただし売上高、利益とも計画を上回った。

 フィッシング事業は8.1%増収で50.0%増益だった。上期に新型コロナウイルスの影響を受けたが、下期に前年同期比44.3%増収と急回復し、通期ベースでも収益改善した。アウトドア事業は15.6%減収で赤字だった。下期に同3.8%増収と回復したが、臨時休業の影響を強く受けた第2四半期の落ち込みをカバーできなかった。

 なお全社ベースの四半期別売上高を見ると、第1四半期6億22百万円、第2四半期4億52百万円、第3四半期7億60百万円、第4四半期8億32百万円だった。緊急事態宣言による店舗臨時休業の影響を強く受けた第2四半期をボトムとして、売上回復基調である。

 21年11月期の業績(非連結)予想および配当予想は、新型コロナウイルスの影響が不透明であることを考慮して未定とした。当面は感染再拡大の影響が意識されるが、3密を避けるために家族でアウトドアを楽しむ動きが広がっており、売上回復基調である。通期ベースで収益改善を期待したい。

■株価は上値試す

 株価は急伸して10月の昨年来高値に接近している。目先的には21年11月期予想未定を嫌気する可能性もあるが、調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。1月19日の終値は844円、時価総額は約28億円である。

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