【株式市場】日経平均は後場も強いまま値を保ち大引けにかけて一段上げて終値での30年ぶり高値を更新

株式

◆日経平均は2万8822円29銭(190円84銭高)、TOPIXは1862.00ポイント(5.36ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億1645万株

 1月25日(月)後場の東京株式市場は、ファーストリテ<9983>(東1)が好業績への期待再燃とされて一段高となり、前引けにかけてダレた東京エレクトロン<8035>(東1)などが次第に盛り返した。日経平均はほぼ前引けと同水準で始まり、14時半過ぎまで140円高(2万8770円)前後で一進一退を続け、大引けに一段高。終値で30年ぶりの高値を更新した。

 後場は、GMB<7214>(東1)が韓国事業への同国の補助金適用が材料視されて引き続きストップ高を交えて急伸商状で推移。イマジカグループ<6879>(東1)は米国子会社の株式譲渡や事業再編などが材料視されて大きく出直り、富士ソフトサービスビューロ<6188>(東2)はワクチン接種に関するコールセンター設置構想などが材料視されて出直り拡大。ハウテレビジョン<7064>(東マ)はオンライン就活が人気とされて出直り拡大。テリロジー<3356>(JQS)は警察庁からの受注など好感されて急伸しストップ高。

 東証1部の出来高概算は10億1645万株(前引けは5億3861万株)、売買代金は2兆1050億円(同1兆343億円)。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は1449(前引けは1384)銘柄、値下がり銘柄数は654(同709)銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種(前引けは21業種)が値上がりし、値上がり率上位は、医薬品、繊維製品、サービス、電力/ガス、非鉄金属、化学、不動産、石油/石炭、小売り、空運、食料品、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■岡崎医療センターで実証、医療従事者の負担軽減と業務効率化を確認  川崎重工業<7012>(東証プ…
  2. ■全国の介護事業者が安心して選定可能、TAISコード取得で信頼性向上  丸文<7537>(東証プラ…
  3. ■生成AIへの危機感、弁護士の間で高まる  GVA TECH<298A>(東証グロース)は8月21…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  2. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  3. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  4. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  5. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  6. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る