加賀電子が一段高、バリュエーション割安などの投資判断を受け注目再燃

■半導体や電子部品の需要拡大を受け専門商社の存在感が高まる

 加賀電子<8154>(東1)は1月27日、続伸一段高となり、10時を過ぎて2495円(83円高)まで上げて2週間ぶりに戻り高値を更新した。

 半導体や電子部品の需要が次世代通信規格「5G」、電気自動車「EV/FCV」の拡大を受けて世界的に強まり、専門商社としての存在感が高まっている上、
26日にSBI証券が投資判断「買い」、目標株価3500円でレーティングを開始したと伝えられ、注目が再燃している。

 同証券のレポートは、「M&A効果により電子部品事業とEMS事業が相乗効果を発揮」「過去の最高益更新時のバリュエーション(PER約15倍)と比較し、現状の株価(22/3期SBI予想PER約9倍)は割安と考える」などと評価した。(HC)

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