【話題】ラピーヌが連日ストップ高、時価額10億円割れを機に着目していたのに取り残された向きも

■筆頭株主による日邦産業へのTOBを受け思惑強まる

ラピーヌ<8143>(東2)は1月29日、連日急伸し、9時30分にストップ高の510円(80円高)で値がつき、そのまま買い気配。2日連続ストップ高となった。

 筆頭株主フリージア・マクロス<6343>(東2)が1月27日の17時過ぎに日邦産業<9913>(JQS)へのTOB(株式公開買付)を発表し、日邦産業は翌日からストップ高を重ねているため、ラピーヌにも思惑買いが集中する形になった。

 ラピーヌは昨年12月の月末・月間平均時価総額が10億円未満となり上場規定に抵触したことを発表済み。こうしたケースでは、遠くない将来に株価が上がり時価総額の回復に向けた動きが活発化することが少なくない。このため注目する向きはあったが、意外なところから材料が飛び出してしまったと嘆息する声が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■地域と共に築いた「鮪解体ショー」で世界一の舞台へ  銚子丸<3075>(東証スタンダード)は、同…
  2. ■速乾・吸水機能を備えたブラ&ショーツ、11月7日から応援購入受付  グンゼ<3002>(東証プラ…
  3. 日産自動車 日産 NISSAN
    ■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持  日産自動車<72…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る