愛三工業は通期利益予想の大幅増額が注目され急伸、「緊急収益対策」奏功

■3月通期の連結営業利益は従来予想の3.6倍に

 愛三工業<7283>(東1)は2月2日、急伸スタートとなり、取引開始後は15%高に迫る615円(78円高)まで上げて一気に2020年6月以来の600円台に進んだ。

 1日の15時20分、2021年3月期・第3四半期の連結決算と3月通期予想の増額修正を発表。3月通期の予想連結営業利益は従来予想の3.6倍の36億円に見直し、純利益は同7.5倍の15億円とし、注目集中となった。

 新型コロナ禍の中、グループ全体で緊急収益対策を実施し、あらたな環境下における働き方改革の推進強化による、固定経費や変動費の抜本的な精査と見直しを通じた、損益分岐点売上高の低下などの収益対策などを行ったとした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■GHG排出量削減に貢献  東洋製罐グループホールディングス<5901>(東証プライム)グループの…
  2. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  3. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■アップトレンドを迎える業界のダークホースたち  今週の当コラムは、全面業績相場のなかややディフェ…
  2. ■自分流の業績相場にダークホース?!上方修正実績のある舶用機器関連株の決算発表からマーク  「ゴー…
  3. ■4月雇用は予想を下回り、長期金利低下しNY株価は上昇  米国労働省が発表した4月雇用統計だが、景…
  4. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る