【株式市場】四半期好決算株など高くTOPIXは堅調だが日経平均は安い

株式

◆日経平均は2万8516円00銭(130円50銭安)、TOPIXは1872.32ポイント(1.23ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増勢で7億139万株

 2月4日(木)前場の東京株式市場は、信越化学<4063>(東1)が安寄り後もジリ安基調など、NY株の動向を受けて導体・電子部品関連株が安い。日経平均は、円相場が1ドル104円をうかがう円高などを受け、89円安で始まり10時過ぎに199円86銭安(2万8446円64銭)まで下げる場面があった。一方、TOPIXは前引けにかけて小高くなった。

 ソニー<6758>(東1)野村HD<8604>(東1)が四半期好決算など好感されて活況高、シナネンHD<8132>(東1)は加えて電力不足対策銘柄とされて出直り拡大。キュービーネットHD<6571>(東1)2日発表の月次動向が好感され続伸一段高。神島化学<4026>(東2)はワクチン接種会場などの仮説建物の連想とされ急出直り。夢展望<3185>(東マ)は芸能界とのコラボ新商品などが材料視され急伸。Mipox<5381>(JQS)は今3月期一挙黒字化期待が再燃とされ一段高。

 東証1部の出来高概算は増勢で7億139万株、売買代金は1兆4196億円。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は1192銘柄、値下がり銘柄数は893銘柄。

 また、東証33業種別指数は23業種が値上がりし、証券/商品先物、海運、鉱業、ゴム製品、石油/石炭、空運、保険、非鉄金属、鉄鋼、ガラス/土石、電力/ガス、陸運、などが高い。(HC)

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