【株式市場】四半期決算発表の主力株に下げ目立ち日経平均は後場一段下押して4比ぶりに安い

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【株式市場】四半期決算発表の主力株に下げ目立ち日経平均は後場一段下押して4比ぶりに安い

◆日経平均は2万8341円95銭(304円55銭安)、TOPIXは1865.12ポイント(5.97ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加し13億4443万株

 2月4日(木)後場の東京株式市場は、前引けと同時に四半期決算を発表したキッコーマン<2801>(東1)川崎重工<7012>(東1)、後場寄りと同時に発表した住友商事<8053>(東1)が大きく下げて始まった。日経平均も一段下げて191円安で始まり、その後もジリ安のまま14時過ぎに320円61銭安(2万8325円89銭)まで下落。大引けも下げ幅300円台で4日ぶりの下落となった。

 後場は、ソニー<6758>(東1)が前場急伸したまま高値圏で推移し、13時半に四半期決算を発表した三菱重工<7011>(東1)は一段高。14時に発表した古河電池<6937>(東1)は急伸。いい生活<3796>(東2)は本日発表予定ということで期待強く一段高。フェイスネットワーク<3489>(東マ)は11月発表の第2四半期決算が大幅増益だったことなどで期待強く一段高。カイカ<2315>(JQS)は子会社eワラント証券のビットコインワラント開始など連日材料に一段高。

 東証1部の出来高概算は後場ややピッチ鈍化だが増加し13億4443万株(前引けは7億139万株)、売買代金は2兆8046億円(同1兆4196億円)。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は1116(前引けは1192)銘柄、値下がり銘柄数は984(同893)銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種(前引けは23業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、証券/商品先物、海運、ゴム製品、石油/石炭、ガラス/土石、保険、非鉄金属、電気機器、空運、などとなった。(HC)

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