【株式市場】好決算株など強くTOPIXは高いが日経平均は一時145円安まで下押し前引けも軟調

株式

◆日経平均は2万9479円36銭(83円57銭安)、TOPIXは1932.18ポイント(1.36ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億937万株

 2月12日(金)前場の東京株式市場は、祝日中にNY株が最高値を連日更新し、米国で半導体不足対策が伝えられ、アドバンテスト<6857>(東1)などが高い。四半期決算と業績予想の増額を発表したリンナイ<5947>(東1)なども高い。ただ、日経平均は取引開始後の87円58銭高(2万9650円51銭)を境に値を消し、11時前に145円61銭安(2万9417円32銭)まで下押した。TOPIXは高いが日経平均は軟調。

 きょう12日にファイザーの新型コロナワクチンが承認されるとあって日本航空<9201>(東1)JR東日本<9020>(東1)が堅調続伸。資生堂<4911>(東1)は反発。ケイアイスター不動産<3465>(東1)は四半期大幅増益と業績・配当予想の大幅増額修正などで2日連続急伸。日本フェンオール<6870>(東2)今期の2ケタ増益転換予想などが好感され急伸。MTG<7806>(東マ)は買い気配のままストップ高。フェローテックHD)<6890>(JQS)は業績・配当予想の大幅増額など好感され急伸。

 東証1部の出来高概算は7億937万株、売買代金は1兆6292億円。1部上場2193銘柄のうち、値上がり銘柄数は1041銘柄、値下がり銘柄数も1041銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種が値上がりし、金属製品、鉱業、証券/商品先物、その他製品、石油/石炭、輸送用機器、ゴム製品、銀行、鉄鋼、不動産、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る