JMSは「ディスポ針(注射針)・シリンジ(注射筒)」など注目され再び上値を指向

■四半期決算発表日に高値だがワクチン接種が始まり材料株妙味を発揮

JMS<7702>(東1)は2月17日、再び上値を指向し、取引開始後は9%高に迫る1184円(96円高)まで上げて2月8日につけた2000年以降の高値1198円に迫っている。

 「ディスポ針(注射針)・シリンジ(注射筒)」をはじめ、ディスポーザブル(使い捨て)医療機器の開発製造などを行い、この日から新型コロナワクチンの医療従事者向け接種が始まったことなどが材料視されているようだ。

 第3四半期連結決算(2020年4~12月、累計)は営業利益が前年同期比11.8%増の16.73億円となり、純利益も同21.3%増の14.27億円となり好調。3月通期の予想は据え置き、営業利益は前期比13.6%減の20億円。

 株価は第3四半期連結決算の発表日である2月8日の取引時間中に高値をつけたため、発表後は手掛けづらさがあるようだが、高値を抜くようだと話は違ってくるようだ。(HC)

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