【株式市場】日経平均は後場389円安まで下押し続落だが大引けにかけては3万円台を回復

株式

◆日経平均は3万17円92銭(218円17銭安)、TOPIXは1928.95ポイント(12.96ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億2374万株

 2月19日(金)後場の東京株式市場は、昼にかけて長期金利が上昇し、2年3ヵ月ぶりの0.1%をつけたと伝えられ、日経平均は前場の安値を割ってスタート。ここ米金利の上昇が買い材料とされた第一生命HD<8750>(東1)もダレ模様で始まるなどで、日経平均は388円76銭安(2万9847円33銭)まで下げた。ただ、トヨタ自<7203>(東1)などは後場寄り後を下値に回復基調。日経平均は大幅続落だが徐々に持ち直した。

 後場は、日本通信<9424>(東1)が一段とジリ高傾向を強め、大手キャリア回線の使用料値下げ期待などが言われて活況。太陽誘電<6976>(東1)は出直り拡大。INCLUSIVE<7078>(東マ)は堀江貴文氏に関連するメールマガジン企業の買収が好感され大引けまで買い気配のままストップ高。

 19日新規上場のWACUL(わかる)<4173>(東マ)は前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは気配値のまま上げる場合の本日上限値段となる2415円(公開価格1050円の2.3倍)で買い気配。

 東証1部の出来高概算は12億2374万株(前引けは6億1128万株)、売買代金は2兆4668億円(同1兆2132億円)。(HC)

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