三井物産が2008年以来の高値、自社株買いと自己株式の消却など好感される

■NY株の大幅反発とともに好感

三井物産<8031>(東1)は2月25日、一段高で始まり、取引開始後は5%高の2362.5円(107.5円高)まで上げて2008年以来の2300円台に進んでいる。

 24日の16時に自己株式の取得(自社株買い)と自己株式の消却を発表。株式価値の向上が進むことになり、NY株の大幅反発とともに好感された。

 自社株買いの上限は3000万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.8%)、取得総額の上限は500億円。2021年2月25日から同年4月27日まで、市場買付にて実施する。

 また、自己株式の消却は、3000万株(消却前の発行済株式総数に対する割合1.7%)を同年4月1日(予定)付で行う。(HC)

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