スズキは完成車メーカー株の中で唯一安い、鈴木会長の退任が影響も

■カリスマの退任だけに後の課題など意識される

スズキ<7269>(東1)は2月25日、11時にかけて3.5%安の4795円(174円安)前後で推移し、完成車メーカー株の中で唯一の値下がりとなっている。

 24日の17時過ぎに鈴木修代表取締役会長(取締役会議長)の6月退任と中期計画を発表。社長・会長を40年以上務めてきた名物経営者の退任とあって、株価に影響が出た可能性はあるようだ。

 25日の日本経済新聞・朝刊は、「鈴木会長の経営は、後発の小兵ながらも国内外の大手メーカーにどう対抗するかの工夫の連続だった」「カリスマ退任後も成長を維持できるかが課題となる」などと伝えた。不肖、当記事担当者も
、同氏への質問の際に「カッコいいクルマ?、売れるクルマがいいクルマなんだ」と応えられた記憶がある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る