寿スピリッツが一段高、「新型コロナウイルス不活化効果」や証券会社の投資判断など材料視

■1月の発表後に出直りの勢いを強め直近はチャート妙味ともなう

寿スピリッツ<2222>(東1)は3月3日、一段高となり、9時20分にかけて9%高の7730円(670円高)まで上げて今年の高値を更新。昨年1月以来の7500円台に進んだ。

 東海東京証券による投資判断の引き上げが伝えられているほか、「新型コロナウイルス不活化効果」を奈良県立医科大学との藍由来抽出物に関する共同研究で実証、と1月に発表し、以後、徐々に出直りの勢いを強めている。直近は値動きが煮詰まっていたとの見方があり、材料株妙味が再燃したとの見方が出ている。

 製菓会社のコーディネート事業を行うため、「もしコロナ不活化効果のあるスイーツを発売したら株価もとんでもないことになる」(市場関係者)といった期待が出ている。(HC)

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