【株式市場】NYダウ346ドル安などで日経平均は一時621円安まで急落し前引けも一進一退

株式

◆日経平均は2万8359円11銭(571円0銭安)、TOPIXは1864.19ポイント(20.55ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億4788万株

 3月5日(金)前場の東京株式市場は、NYダウ346ドル安などが影響し、日経平均は204円安で開始。その後、米24時間取引のNASDAQ100指数が一段安とされ、11時過ぎに621円54銭安(2万8308円57銭)まで急落した。中で、自社株買いの積水ハウス<1928>(東1)やディフェンシブ株の花王<4452>(東1)資生堂<4911>(東1)などは高い。日経平均はその後、多少持ち直した。

 電波時計を手掛けるカシオ<6952>(東1)シチズン<7762>(東1)が高く、エスティック<6161>(東2)は業績・配当予想の引き上げが好感されて上げ、電響社<8144>(東2)は特別配当が好感されて高い。COLY<4175>(東マ)は上場6日目で昨日の7000円割れ安値更新は売られ過ぎとされて急反発。トシン・グループ<2761>(JQS)は商業施設などでのテレワーク設備新増設が活発とされ薄商いだが高い。日本銀行<8301>(JQS、出資証券)は黒田総裁の国会発言を受け一転ストップ安。

 東証1部の出来高概算は6億4788万株、売買代金は1兆3905億円。1部上場2194銘柄のうち、値上がり銘柄数は399銘柄、値下がり銘柄数は1744銘柄。

 また、東証33業種別指数5業種が値上がりし、鉱業、電力/ガス、鉄鋼、食料品、石油/石炭、が高い。(HC)

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