マーチャント・バンカーズはブロックチェーン応用の不動産取引プラットフォームなどに注目余地

■ホテル事業を終了し第3四半期は営業黒字化、下期型の業績特性

マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)は3月5日の後場、値を戻し、13時40分にかけて本日現在高の310円(1円高)で推移、前場の安値から6円高となっている。

 午前10時からのオンライン第3四半期決算説明会で、公表済みの今3月期の予想連結営業利益6.0億円(前期比2.8倍)達成に向けて「追い込みをかけている」(一木茂社長)ことなどを披露した。

 3四半期は、ホテル事業の昨年11月終了により特損を計上したものの、安定収益源である全国25ヵ所のレジデンス事業(賃貸事業)などは堅調に推移し、連結営業利益は黒字化した。ブロックチェーン応用の不動産取引プラットフォームなどの新規事業開発は順調に進んでいるとした。業績特性は下期型で、下期の中でも第4四半期に数字が積み上がる傾向があるとした。(HC)

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