【株式市場】日経平均は後場一転軟化し米金利上昇など注視され3日続落

株式

◆日経平均は2万8743円25銭(121円07銭安)、TOPIXは1893.58ポイント(2.60ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加し15億1102万株

 3月8日(月)後場の東京株式市場は、米国の夜間取引で金利が上昇とされ、ソニー<6758>(東1)TDK<6762>(東1)が一段安で始まり、日経平均は前引けの62円高から一転26円安でスタート。日本製鉄<5401>(東1)三井不<8801>(東1)などは堅調だが伸びきれず、日経平均は大引け間際に220円06銭安(2万8644円26銭)まで下押し3日続落となった。

 後場は、アイル<3854>(東1)が業績・配当予想の増額などで一段と強い動きになり、宮越HD<6620>(東1)はHPのトップメッセージが更新され中期目標が示されたとされてストップ高を継続。アルチザネットW<6778>(東2)は第2四半期の大幅増益などで前場大きく出直り「倍返し」コースとされて一段高。メディアシーク<4824>(東マ)は昼発表の四半期決算が好感されて急伸しストップ高。エコミック<3802>(JQS)は13時半に発表した株式2分割が好感されていきなりストップ高。

 東証1部の出来高概算は増加し15億1102万株(前引けは8億767万株)、売買代金は2兆9862億円(同1兆4660億円)。1部上場2194銘柄のうち、値上がり銘柄数は1211(前引けは1341)銘柄、値下がり銘柄数は889(同736)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、鉄鋼、石油/石炭、保険、電力/ガス、銀行、証券/商品先物、医薬品、その他金融、食料品、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る