ラウンドワンが高値を更新、足元の月次動向よりワクチン接種拡大後の景気回復など期待を映す

■2月の月次動向は既存店売上高が29.8%減

ラウンドワン<4680>(東1)は3月9日、続伸一段高で始まり、取引開始後は8%高の1207円(90円高)まで上げて約2週間ぶりに2019年以来の高値1195円を更新した。

 3月3日に発表した2月の月次動向「2月の売上の状況」は、既存店売上高の前年同月比が29.8%減となり、逓減が続いたが、株価は年明け1月以降の値上がりが目立ち、新型コロナの影響を受けやすい業態の割に強いとの見方がある。足元の月次動向よりも、新型コロナワクチンの接種拡大後の景気回復などを映す相場と受け止められている。(HC)

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