テルモは「7回接種」ワクチン注射器が注目され連日、出直り継続

■つい最近までは「5回」とされていただけに注目集まる

テルモ<4543>(東1)は3月10日、続伸基調で始まり、取引開始後は4298円(97円高)まで上げて連日、出直りを強めている。

 新型コロナワクチン注射器を巡り、「テルモ『7回接種』注射器生産へ」「厚生労働省が5日に製造・販売を承認し、同社の甲府工場(山梨県昭和町)で今月末にも量産体制が整う見通し」(共同通信3月9日12:03)などと伝えられ、注目が集まった。

 つい最近までは、注射器の構造上、1本の容器から6回接種する予定の米ファイザー社製の新型コロナワクチンが5回接種する分量しか得られないとされていたため、がぜん注目される形になった。(HC)

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