アイロムグループはiPS細胞上澄み液による化粧品原料の開発が注目され急伸

■世界初と17日朝発表し注目集中

アイロムグループ<2372>(東1)は3月17日、一段と出直って始まり、取引開始後は7%高に迫る2066円(128円高)まで上げ、ほぼ1ヵ月ぶりに2000円台を回復している。

 同日朝、「世界初のiPS細胞由来化粧品原料の開発および新製品『iPSスーパーネイタントアプリケーション』の発売」を発表し、注目された。

 100%子会社ICEが、同社グループの先端医療技術から生み出されるiPS細胞培養上清液(細胞を作製する時に生じる上澄み)を、化粧品原料として開発。iPS細胞は様々な細胞に分化することが出来る万能性と、ほぼ無限の増殖能力を持った特殊な幹細胞で、iPS上清液には、サイトカインや成長因子などが豊富に含まれており、肌のターンオーバーの促進や抗炎症作用などの効果が期待される、という。(HC)

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