【株式市場】NYダウ最高値など好感され日経平均は一時571円高まで上げ3万円台を回復しTOPIXも30年ぶり2000pt台

株式

◆日経平均は3万402円46銭(488円13銭高)、TOPIXは2006.83ポイント(22.80ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増勢となり7億1850万株

 3月18日(木)前場の東京株式市場は、NYダウとS&P500の最高値などを受け、株価指数の先物が先行高し、日経平均は3万円台回復の234円高で始まった。東京エレクトロン<8035>(東1)など半導体関連株の上げが目立ち、証券株、その他金融株も高い。日経平均は10時に570円67銭高(3万485円ちょうど)まで上げ、終値ベースでは2月16日につけた31年ぶりの高値を抜いた。TOPIXは30年ぶりに2000ポイント台を回復した。

 わかもと製薬<4512>(東1)が4日連続ストップ高となり眼科領域で医療機器にも進出することなどが材料視され、マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)ブロックチェーン不動産取引システムやリスク管理システム販売事業などが材料視され急伸。Shinwa Wise HD<2437>(東マ)はアート作品のNFT(代替不可能トークン)化発表が注目されストップ高。コスモ・バイオ<3386>(JQS)は新型コロナ検査試薬拡大期待などが言われて出直り拡大。

 新規上場のi‐plug(アイプラグ)<4177>(東マ)は前場、買い気配のまま初値がつかず、公開価格2620円を72%上回る4500円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は7億1850万株、売買代金は1兆5615億円。1部上場2195銘柄のうち、値上がり銘柄数は1187銘柄、値下がり銘柄数は902銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、証券商品先物、サービス、その他金融、電気機器、ゴム製品、金属製品、機械、などが高い。(HC)

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