ウォンテッドリーは後場も一段高、通期業績予想の増額修正など好感される

■新型コロナの影響が限定的でビジネスSNS事業が堅調に推移

 ウォンテッドリー<3991>(東マ)は4月15日、後場もジリジリ上げ幅を広げ、14時にかけて18%高の2363円(370円高)まで上げて2019年10月以来の高値に進んでいる。14日、第2四半期決算と通期業績予想の増額修正を発表し、注目集中となった。

 14日の15時、第2四半期決算と8月通期連結業績予想の増額修正を発表。8月通期の連結営業利益は、これまでの「0.3億円から2.50億円」を新たに「0.8億円から2.50億円」の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益も、これまでの「0.06億円から1.0億円」を「0.25億円から1.0億円」の見込みに見直した。

 新型コロナによる見込客・商談数減少、解約率悪化、企業の採用予算縮小影響が当初の想定より限定的で、ビジネスSNS事業が堅調に推移。投資対効果を見極めながら広告宣伝費の投下を進めていること、などが要因とした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る