大和ハウスは業績・配当予想の増額修正が好感され堅調に始まる

大和ハウス

■3月期末配当は66円(従来予想比・前期比ともに6円増)に

 大和ハウス工業<1925>(東1)は4月16日、取引開始後に33650円(35.0円高)まで上げ、その後一進一退となっている。15日の15時に業績・配当予想の増額修正を発表した。

 2021年3月期の連結決算の見通しを増額修正し、営業利益は20年11月に発表した従来予想を33.7%上回る3450億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同じく40.0%上回る1820億円の見込みに増額した。決算発表は5月14日の予定。

 また、3月期末配当は1株につき66円の予定(従来予想比・前期比ともに6円増)とした。

 ホテル等の一部事業では売上高の減少が見込まれるものの、既受注の請負工事の施工と投資不動産の売却が順調に推移。また、年金資産の運用環境が改善したことも要因として挙げた。(HC)

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