【株式市場】ワクチン接種すべて完了は来年春頃の可能性など受け日経平均は一時603円安まで下げる

株式

◆日経平均は2万9150円71銭(534円66銭安)、TOPIXは1932.20ポイント(24.36ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億3503万株

 4月20日(火)前場の東京株式市場は、NY株反落に加え、大阪府が今日にも3度目の「緊急事態宣言」を要請とされたこと、自民党幹部発言としてワクチン接種のすべて完了は来年春頃の可能性が伝えられたこと、などを受け、株価指数の先物が先行安。日経平均は329円安で始まり、10時過ぎには602円97銭安(2万9082円40銭)となった。資生堂<4911>(東1)などの化粧品株は高い。

 業績予想を増額修正したタカキタ<6325>(東1)やみちのく銀行<8350>(東1)は高く、イワキ<8095>(東1)は6月の持株会社意向後の更なる効率経営への期待などで高値を更新。ファンデリー<3137>(東マ)は外出自粛なら食事宅配に追い風の見方で一段高。イメージ ワン<2667>(JQS)は引き続き原発処理水に関する実証実験が材料視され23日予定の記者会見までは高いとされ一段高。

 東証1部の出来高概算は5億3503万株、売買代金は1兆1292億円。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は503銘柄、値下がり銘柄数は1583銘柄。

 また、東証33業種別指数で高い業種は、海運、電力/ガス、の2業種にとどまった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■山口県周南市で始動、燃料電池の定置型電源活用で脱炭素電力供給を検証  ホンダ<7267>(東証プ…
  2. ■LINEリサーチ発表、上半期トレンド総括と最新6月期の動向  LINEヤフー<4689>(東証プ…
  3. ■休廃業・解散は減少も淘汰続く、新興市場の課題鮮明に  東京商工リサーチは7月31日、国内ドローン…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  2. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  3. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  4. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  5. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  6. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る