ヤマシナが急伸、業績予想の増額修正など好感、日経平均大幅安のため風当たりの弱い銘柄に資金シフト

株式市場

■21年3月期の連結営業利益は従来予想を34%上回る額に見直す

 ヤマシナ<5955>(東2)は4月21日、飛び出すように大きく出直って始まり、取引開始後は14%高の88円(11円高)まで上げて約2ヵ月ぶりに85円台を回復している。

 20日の16時に業績予想の増額修正を発表。日経平均が400円安で始まり、主力株には逆風が吹くため、風当たりの弱い好業績の銘柄に資金がシフトする動きも出ているようだ。

 金属製品事業の販売が想定より好調に推移したことなどにより、2021年3月期の予想連結営業利益は従来予想を34.2%上回る5.10億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同じく42.2%上回る3.20億円の見込みに見直した。(HC)

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