ファルテックは業績予想の増額修正が好感され急反発

■取引先好調で21年3月期の営業利益は従来予想を46%上回る額に

 ファルテック<7215>(東1)は4月21日、急反発し、取引開始後に10%高の870円(82円高)まで上げて今年3月31日以来の850円台回復となった。20日15時に業績予想の増額修正を発表し、好感されている。

 日経平均400円安とあって、日経225種構成銘柄以外の好業績枚柄に資金がシフトする動きが出ているという。

 2021年3月期の連結業績予想を、営業利益は従来予想を46.2%上回る19.0億円の見込みとし、親会社株主に帰属する当期純利益は同じく80.0%上回る13.5億円の見込みとした。取引先の自動車生産などが堅調に推移したことから売上高増による利益増となったこと、利益率の高い製品の売上高構成比が上がったこと、更なるものづくり原価低減を進めたこと、などによるとした。(HC)

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