【株式市場】東京・大阪の「緊急事態宣言」濃厚で日経平均は後場一段安となり大幅反落

株式

◆日経平均は2万9100円38銭(584円99銭安)、TOPIXは1926.25ポイント(30.31ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億8739万株

 4月20日(火)後場の東京株式市場は、東京都と大阪府の「緊急事態宣言」要請方針などが引き続き手控え要因とされ、JR東海<9022>(東1)が再び値を消しエイチ・ツー・オー リテ<8242>(東1)などは一段軟化。日経平均も一段安となり、13時30分過ぎに671円01銭安(2万9014円36銭)まで下落、大引けまで一進一退のまま大幅反落となった。

 後場は、黒谷<3168>(東1)が業績の一段上振れ期待や準防衛関連株の位置付けなどが言われて一段高となり高値を更新。光陽社<7946>(東2)はワクチン接種体制整備に関わるとされて一段高となり高値を更新。サイバートラスト<4498>(東マ)は上場4日目で新鮮味あり好業績と高値を更新。ジーニー<6562>(東マ)は業績回復ピッチの強さなどが言われて出直り拡大。ネクストウェア<4814>(JQS)は社団法人のブロックチェーン技術戦略策定事業に主務格で参画するとの発表などが注目され急伸。

 東証1部の出来高概算は10億8739万株(前引けは5億3503万株)、売買代金は2超3866億円(同1兆1292億円)。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は240(前引けは503)銘柄、値下がり銘柄数は1899(同1583)銘柄。

 また、東証33業種別指数で高い業種は、海運の1業種(前引けは海運、電力ガスの2業種)にとどまった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る