【株式市場】NY3日続落し日経平均も安いが材料株や好業績株の売買活発

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万292円94銭(164円25銭安)、TOPIXは1647.95ポイント(14.04ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億1351万株

チャート16 9日前場の東京株式市場は、NY株式の3日続落などが手控え要因になり、朝方は株価指数の先物主導型で日経平均が179円76銭安(2万277円43銭)まで下げる場面があった。このため株式分割を発表したリミックスポイント<3825>(東マ)が急伸など、材料株や好業績株の売買が活発となり、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も軟調となった。

 中で、薬王堂<3385>(東1)は前週末に発表した月次動向などが好感されて連日急伸し、アミューズ<4301>(東1)は米動画視聴配信のネットフリックスと吉本興業の提携が材料視されて急伸。日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>(JQS)は電通大などと開発したデータ処理速度を最大百万倍速める技術などが蒸し返されたようで出直り拡大。韓国の「中東呼吸器症候群」に関連する銘柄は総じて反発基調となっている。

 東証1部の出来高概算は11億1351万株、売買代金は1兆1872億円。1部上場1885銘柄のうち、値上がり銘柄数は405銘柄、値下がり銘柄数は1317銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る