【株式市場】円安など好感され日経平均は次第に強さを取り戻し一時123円高まで下げる

東京証券取引所

◆日経平均は2万9102円34銭(110円45銭高)、TOPIXは1911.91ポイント(8.36ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億5441万株

 4月28日(水)前場の東京株式市場は、半導体株に安く始まる銘柄があり、日経平均は取引開始直後に115円98銭安(2万8875円91銭)まで下げた。ただ、為替は円安で、信越化学<4063>(東1)などは間もなく堅調転換。自動車株、不動産株、証券株などは高い。日経平均は次第に上値を追い11時にかけて122円94銭高(2万9114円83銭)まで上げ、前引けも上げ幅100円台を保った。

 富士興<5009>(東1)が急伸し、シンガポール資本による公開買付告示報道を材料視(富士興は賛同した訳ではないと開示)、航空電子<6807>(東1)や新光電工<6967>(東1)は大幅増益決算などに注目集まり活況高。東京ボード<7815>(東2)は住宅用集成材の市況高などが言われて一時ストップ高。マネーフォワード<3994>(東マ)は同社製品を京都の信金が導入との発表などで一段高。シンバイオ製薬<4582>(JQG)は中盤から動意づき前引け後に併用療法に関する承認を発表。

 東証1部の出来高概算は5億5441万株、売買代金は1兆1447億円。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は900銘柄、値下がり銘柄数は1147銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種が値上がりし、証券商品先物、その他製品、電機機器、電力ガス、不動産、保険、銀行、金属製品、ゴム製品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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