ホンダが年4回配当をやめ年2回の配当に変更

ホンダ HONDA 7267

■6月開催予定の株主総会での承認可決を条件に実施

 ホンダ<7267>(東1)は5月14日の取引終了後、配当方針の変更を発表し、現在の年4回配当(各四半期末)を年2回の配当(中間配当と期末配当)に見直すとした。同日開催の取締役会で決議し、6月開催予定の当社定時株主総会で必要な定款変更が承認可決されることを条件に変更する。

 配当性向30%メドなどの基本方針は継続する。2021年3月期の配当は、同日の3月決算発表で1株につき年110円の予定とした(第1四半期末11円、第2四半期末19円、第3四半期末26円、第4四半期末54円)。今期・22年3月期の予定も年110円とした(第2四半期末55円、第4四半期末55円)。

 21年3月期の連結決算(IFRS)は、売上収益が前期比11.8%減の13兆1705.19億円となったものの、各利益は増加し、税引前利益は同15.7%増の9140.53億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同44.3%増の6574.25億円となった。

 今期・22年3月期の連結業績予想は、現段階で車載用の半導体不足の情勢が不透明なことなどにより、営業利益は横ばいの6600億円、税引前利益は4.8%減の8700億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は10.3%減の5900億円とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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