【株式市場】日経平均は小幅ながら3日続伸、トヨタが上場来高値を更新、海運・空運業・鉱業が上昇率上位

株式市場 証券取引所

 5月24日(月)の東京株式市場は、ビットコイン価格急落などを嫌気して値を下げてスタート。東京・大阪で新型コロナウイルスワクチンの大規模接種が始まったことなどが評価され、景気敏感株が買われ、一時266円高となる場面もあったが、利益確定売りに押され伸び悩む展開だった。

 大引けの日経平均株価は2万8364円61銭(46円78銭高)と小幅ながら3日続伸。TOPIXは1913.04ポイント(8.35ポイント高)。出来高(東証1部)は9億9383万株、売買代金(東証1部)は2兆1504億円。値上がり銘柄数は1394と全体の約64%で値下がり銘柄数は715、変わらずは83銘柄だった。

 為替の円安などを受けてトヨタ自動車<7203>(東1)が取引開始後に約1週間ぶりの上場来高値を更新。川崎汽船<9107>(東1)、郵船<9101>(東1)が上昇し、海運中心に景気敏感株に資金が向かった。空運業、鉱業なども上昇率が上位で、鉄鋼、銀行等も堅調だった。医薬品・情報・通信業は下落、ソフトバンクグループ<9984>(東1)が軟調で、東京エレクトロン<8035>(東1)やキーエンス<6861>(東1)などの値がさ株も軟調だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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