【株式市場】好決算株の買い増しなど旺盛で半導体株も高く日経平均は一時212円高の後も堅調

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8534円27銭(169円66銭高)、TOPIXは1918.45ポイント(5.41ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少なく4億6995万株

 5月25日(火)前場の東京株式市場は、NY株式市場での半導体株高などを受けてアドバンテスト<6857>(東1)や信越化学<4063>(東1)など、日経平均にインパクトの大きい半導体関連株の上げが目立つ展開になった。鉄鋼、自動車も高く、JR各社や空運株は次第に堅調。日経平均は152円高で始まり、10時過ぎには212円36銭高(2万8576円97銭)まで上昇。前引けも2万8500円台を保った。

 サカイ引越S<9039>(東1)が一段高となり、月初急伸後の「煮詰まり」波動やここ増勢の月次動向への期待など言われて高値を更新。浜井産<6131>(東2)は発行株数の7%規模の自社株買いが好感され急伸。ジーニー<6562>(東マ)は今期一段と拡大予想の業績を買う相場が再燃とされ一段高。京写<6837>(JQS)はメイコー<6787>(JQS)との業務資本提携が好感されストップ高の後も活況高。

 東証1部の出来高概算は少なく4億6995万株、売買代金は1兆441億円。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は840銘柄、値下がり銘柄数は1242銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種が値上がりし、その他製品、鉄鋼、証券/商品先物、電機機器、陸運、サービス、情報/通信、鉱業、金属製品、非鉄金属、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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