加賀電子は2018年以来の高値を連日更新、中期計画を上ぶれ達成の可能性など言われ注目強まる

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■今期・22年3月期も連続最高益を見込む

 加賀電子<8154>(東1)は5月25日、一段高となり、2846円(56円高)まで上げて2018年以来の高値を連日更新している。先に発表した21年3月期の連結決算が大幅に上振れ、純利益などが連続最高を更新した上、今期・22年3月期の予想も営業利益を13.4%増とするなど、一段の拡大を想定。株価も業績拡大に乗る展開となっている。

 同社は今、22年3月期を到達年度とする3ヵ年の中期経営計画を推進中だ。到達年度の数値目標は、連結売上高5000億円、営業利益130億円。営業利益をみると、21年3月期で前期比14.5%増の114.7億円を確保し、中期計画の目標を射程にとらえた。決算発表では、中期計画の到達年度である今期・22年3月期の予想を目標と同額の130億円(前期比13.4%増)としたが、これについて、調査筋の中には、上振れ達成の可能性を指摘する観測も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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