JFEシステムズは、クラウド事業でセールスフォース・ドットコムと販売パートナー契約を締結

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■顧客の営業戦略の強化や取引先との情報共有によるサプライチェーン管理の強化を推進

JFEシステムズ<4832>(東2)は、クラウド事業でセールスフォース・ドットコムと販売パートナー契約を締結した。

JFEシステムズは、セールスフォース・ドットコムの「Force.com」を利用して、JFEスチール向けに「販売情報共有システム」を構築した。

JFEスチールには「需要ニーズの迅速な把握と対応」、「全社一体となった顧客対応力の強化・迅速化」、「マーケット情報の全社共有化」による顧客機軸での業務改革というニーズがあり、そのニーズを踏まえて社内SNSやモバイルからのアクセス機能などを「販売情報共有システム」に取り入れた。

5月26日に経済産業省と東京証券取引所が企画する「攻めのIT経営銘柄 発表会」において、JFEホールディングスが選定された。選考要因の一つとしては、セールスフォース・ドットコムの「Force.com」を利用して開発したJFEスチールの「販売情報共有システム」が挙げられている。

この様な背景もあり、JFEシステムズは、セールスフォース・ドットコムのクラウド・アプリケーション「Sales Cloud」およびクラウド・アプリケーション開発基盤「Force.com」に関する販売パートナー契約を締結した。

今後、JFEシステムズは、セールスフォース・ドットコムのクラウドサービスを活用して、顧客情報や問合せ情報など社内外との情報共有をはじめとするソリューションを提供していく。JFEスチールでの構築と運用で培った知見を活かして、これらのソリューションを、これまで得意としてきた製造業向けのERPなどの基幹系システムやサプライチェーン計画系システムに組み合わせることで、顧客の営業戦略の強化や取引先との情報共有によるサプライチェーン管理の強化を推進する仕組み作りを支援する。

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