タカラトミーはJAXAの「変形型月面ロボット」や証券会社の「目標株価」など材料視され出直り強める

■月面到着後に走行用の形状に変形し月面のデータを取得

 タカラトミー<7867>(東1)は6月24日の後場寄り後に964円(19円高)をつけ、前場に続いて出直りを指向する相場になっている。東海東京証券が目標株価を1380円に引き上げたと伝えられたほか、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)が5月下旬に発表した「変形型月面ロボット」の共同開発が注目材料視されている。

 JAXAは5月27日、タカラトミー、ソニーグループ<6758>(東1)、同志社大学の4者共同で月面到着後に走行用の形状に変形し、月面のデータを取得する超小型・超軽量の自走型ロボット「変形型月面ロボット」の開発と、このロボットによる月面でのデータ取得プロジェクトを発表した。月面を走行させてレゴリス(月の表面を覆う砂)の挙動や月面での画像データなどを取得し、月面走行車(月面モビリティ・有人与圧ローバ)の自動運転技術などに資するという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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