日本ユニシスはデジタル証券市場に向けて「セキュリティー・トークン基盤サービス」を来春提供開始

 日本ユニシス<8056>(東1)は、デジタル証券市場において、ブロックチェーン上で権利の発行や移転などを行う「セキュリティー・トークン基盤サービス」の技術検証を実施し、来春のサービス提供を目指す。

 同サービスは、日本ユニシスが2020年から提供を開始し多方面での実績がある、電子チケット流通サービス「Kimaticke(キマチケ)」で培った、ブロックチェーン上で権利の発行・移転などを行う技術や知財と、署名用秘密鍵(Wallet)を連携させ、金融業界の厳しい規制に耐えることができる、強固なセキュリティーを持つサービス。

 現在、デジタル証券市場ではセキュリティー・トークン(ST)を活用した新たなビジネスが生まれている。日本ユニシスは、今後資金調達の大きな手段となり得るデジタル証券市場で、企業や個人投資家が資金調達をより簡単に行うために、今まで培ってきた伝統的有価証券のノウハウをもとに金融機関で安全に使用できるサービスを検討してきた。ブロックチェーンは、暗号資産などセキュリティー上の課題があるが、Walletと連携させることでこの課題をクリアし、安心、安全な基盤サービスを提供することができる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る