【特集】プライム市場移行との関連をはっきり表明して目立った資本政策を実施した銘柄に注目

特集

■すでに自己株式消却、立会外分売などの資本政策で助走開始

 プライム市場移行との関連をはっきり表明して目立った資本政策を実施した銘柄に注目したい。代表株は、ZOZO<3092>(東1)である。流通株式比率が35%を下回るとして今年5月に主要株主の前澤友作氏に保有株式の一部売却を要請してこの自己株式855.4万株(発行済み株式総数の2.8%、取得総額320億円)の取得と新株予約権の発行(資金調達額250億円超)を組み合わせて流通株式比率をアップさせた。

 このほか自己株式消却、株式売り出し、立会外分売などの資本政策を実施して目に付いたのは、コード番号順に上げるとジェイテックコーポレーション<3446>(東1)、フェイスネットワーク<3489>(東1)、CARTA HOLDINGS<3688>(東1)、アイモバイル<6535>(東1)、フロンティア・マネジメント<7038>(東1)、キングジム<7962>(東1)、コーア商事ホールディングス<9273>(東1)などで、コプロ・ホールディングス<7059>(東1)は、「適合計画書」の提出を表明し、日本瓦斯<8174>(東1)は、政策保有株を前期までに96%まで縮減したが今期中に全廃の意向である。このほか東証2部株ではギグワークス<2375>(東2)が立会外分売、JQ市場ではテイン<7217>(東2)が自己株式消却をそれぞれ実施している。

■東2市場、JQ市場から昇格下馬評銘柄では割安株買いに照準

 東証2部市場、JQ市場、マザーズ市場からプライム市場に昇格する越境銘柄については、いろいろ下馬評があり、今年6月21日付けの当特集でも一部取り上げた。そのなかで投資採算的に割安な銘柄を上げると、ブルボン<2208>(東2)、サンコーテクノ<3435>(東2)、日本化学産業<4094>(東2)、ベルテクスコーポレーション<5290>(東2)、SECカーボン<5304>(東2)、MCJ<6670>(東2)、ハイレックスコーポレーション<7279>(東2)、IJTT<7315>(東2)、中央自動車工業<8117>(東2)などで要注目となる。

 JQ市場の下馬評からは、日本電技<1723>(JQS)、岩塚製菓<2221>(JQS)、ラック<3857>(JQS)、エイジス<4659>(JQS)、フェローテックホールディングス<6890>(JQS)、芝浦電子<6957>(JQS)、フクダ電子<6960>(JQS)、トレイダーズホールディングス<8704>(JQS)、沖縄セルラー電話<9436>(JQS)などが割安株として浮上し、マザーズ市場の下馬評からはバリュエンスホールディングス<9270>(東マ)が、相対的な割安株として注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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